トップスタッフ紹介 > 幸田 直人


・スタッフ氏名 : 幸田 直人(たんぽり村まつり 発案・主催者)

・住所 : 鳥取県東伯郡三朝町坂本1608-3

・連絡先 : 090-7997-3321

・WEB : HPブログ、FB (幸田 直人)いちまいのおさら)(たんぽり村まつり

・職業 : 百姓(出張料理人・カフェオーナー、廃材セルフビルド大工、自家発電電気屋、自然養鶏など)


・活動紹介

33歳、妻・2歳の長女・0歳の長男の4人家族。

鳥取県北条町出身、岩手大学農学部卒、NPO法人「森と風のがっこう」初代研修生。

9年前岩手から鳥取に戻り、「自分がしたい暮らし・働き方・生き方」をしたいと、「食べること・暮らすことを楽しむ」をテーマに「いちまいのおさら」という活動名で、飲食店などで働きながら活動を開始。

自給自足・循環型の持続可能な暮らしを実践すべく、三朝の現在の古民家で8年目になります。

「自分が暮らしていく上で必要なものは何か?」を自分の頭で考え、1つ1つ体を動かしながら、衣食住から始まり、インフラ(水・ガス・電気)、仕事(自営業)、教育(自主保育の場作り)、地域(たんぽり村まつり)、医療、移動、市民活動、、、と1つ1つ実践中です。

「自分で使う物は、自分にしか分からないので、自分で作る!」をモットーに、振り返ったら料理・大工・自家発電と様々な技術を取得しながら、自分が創ったモノを気に入ってくれた人が仕事をくれるようになり、なんとか好きなことを仕事にしながらやっております。

「無理なく、楽しみながら、きちんと稼ぎながら」を心がけながら、持続不可能な物…お金や化石燃料に頼らなくても、好きな場所で、好きなことをして、生きていけるんだよ!という事を生き方を通して伝えたい。


・たんぽり村まつり

最近「地域」についてよく考えます。ずっとそこに住んできた人にとっては、これからも住んでいくことが当たり前だと思いますが、移住者はその場所を選んだにしても、死ぬまでそこに住み続けるとは限らないし、自分にとってその場所に住むデメリット(震災やしがらみ)が大きくなったり、他の地域でもっと自分がやりたいことが実現できるならば、移住することもありえると思う。「3代住み続けて、地元民」という言葉があるが、そもそも地元住民と移住者との境目もあやふやです。「何があってもここに住み続ける!」という想いを持ったときに、地元住民になるのかも知れません。

近年原発、災害、政治の変化など、天災・人災あるにせよいのちの危険を感じます。それから「何かあったときに、大切な物(家族とか)を守れるようにしたい」と思うようになり、元々自給自足の暮らしはしていたのですが、やはり1家族での自給には限界があるので、「何かあったときに、みんなで支えられるようなネットワークを作りたい」と思うようになったのが、このたんぽり村まつりを始める1つのきっかけです。

かつてのヒッピー村のように、山を切り開いて、価値観の共有できる人達と一緒にコミュニティを作れたら楽しいだろうなーと思いますが、それが自分たちの子どもにとっていいかは分かりません。既存のコミュニティは衰退・消滅しつつあるのは事実ですが、変わる覚悟さえあれば未来はあると思います。いろいろ分からないけれども、自分たちの子どもや暮らしを守っていくために、出来るところからやっていかなければならないという想いは募る一方です。

「移住者にとって既存の地域やコミュニティはこれからどうしていけばいいのか?」これからも、たんぽり村まつりのように「理想のコミュニティ」を実践しつつ、楽しみながら考えていきたいと思います。