トップ > たんぽり村の運営者とめざすもの


たんぽり村まつりは、主催者の幸田はよそもの(鳥取県三朝町)ですが、大半は地元住民(年配者、地域おこし協力隊、民間企業)がスタッフとなって、運営しています。


なぜよそ者と地元住民が共同しているのか?

主催者(幸田)であるよそ者は、持続可能な暮らしには、持続可能な地域が必要だと感じ、既存のコミュニティでやるよりも、いい場所・仲間達と架空のコミュニティを作った方が早いし面白と思い、たんぽり村まつりに至りました(主催者と開催の経緯はこちら

一方地元住民スタッフは、人口2000人近くまで減った佐治町の未来に危機感を覚え、地元を愛し誇りを持っているからこそ、何とかしたい、、、と自然農法の田んぼや、地域協議会の活動など、いろいろ模索しておられる中で、新しいやり方としてこのたんぽり村まつりを一緒に開催することになりました。


若者を中心とするよそ者(移住者も多い)は、自給自足の暮らしや持続可能なコミュニティを実践してきた人達から、歴史や文化、暮らしの知恵を学びたい。その中に必ず、これから私たちが生きていく上で、必要なものがあると実感しています。

そして、地元住民スタッフは地域を盛り上げたい、つまり地域おこしの側面です。もっと一言で言えば、“移住者・定住者”に来て欲しい、ということになります。(地元住民スタッフの想いも綴った、たんぽり村通信はこちら


”たんぽり村まつり”という形で、理想の暮らし・地域を実践しながら、それを通じて佐治や集落に来てもらう。まつり中に開催する、トークや集落ツアーなどで地元をそのまま感じてもらいたい。そうして、よそ者と地元住民のニーズをマッチングさせながらたんぽり村まつりを運営しています。

これからのビジョン

2016年には集落にある古民家をリフォームして、たんぽり村まつりなどを通じて佐治を気に入った方に滞在してもらえる“お試し住宅(ゲストハウス)”を作って、そのまま住んでもらったり、空いている古民家をリフォームする間の仮住まいに使ってもらうなど、具体的な成果を目指します。

その他、仕事は細かいニーズを組み合わせれば充分家族でも暮らしていけるだけのものはあるので、仕事の斡旋も考えています。

ともあれ、まずは”たんぽり村まつり”を通じて、来てもらう。

佐治の場所や人を好きになってもらって、”移住”を考えたときに”佐治もいいなぁ”という選択肢になってほしいなぁと思います。